園のコンセプト

ロゴマークの羊の意味

当園はキリスト教の園であり、聖書の中で、羊はよく人間にたとえられ、たとえ話や聖書の言葉に出てくる動物です。百匹の羊を持っている羊飼いがいました。この羊飼いは、雇われた人ではなく、これらの百匹の羊の一匹一匹をかけがえのない羊として心から愛していました。ある日、数えてみると、一匹がいなくなっていることに気づいたのです。この羊飼いは、99匹の羊を野原(荒野)に残して、迷い出た一匹の羊を捜しに出かけました。実際的なこととして、一匹を捜しに出かけて行っているうちに、野原に残した99匹の何匹かは、狼などの野獣に襲われて食べられてしまうかもしれないのです。でも、この羊飼いはそのような計算をして、捜しに出かけたのではありませんでした。その失った一匹を愛していたからです。人間の愛の中にも、母親がわが子を愛するように、全く打算のない純粋な愛もあります。この羊飼いの愛は、いなくなった一匹の羊を捜す「かけがえのない愛」であります。この一匹を他の羊で代用することはできないのです。それと同様に、イエス・キリスト(神)は、人類を十把一絡げにして愛するのではなく、私たち一人一人を個人的に特別に愛しておられるのです。羊飼いはイエス様なので、イエス様は、失われ迷子になった羊のような私たちを、大きな愛で愛してくださっているという意味で羊をコンセプトにしました。